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2005-03-17
2005-03-15
Adobe Reader 7 for Linux
某 Scribus の ML より Adobe Reader 7 for Linux がリリースされたとのこと. リンクは Adobe がアナウンスしてからということで.
ツールキットは GTK2 で MDI. かなり Windows 版に近い. ECMAScript も有効.
Scribus では ECMAScript(JavaScript) の PDF 埋め込みに対応しているので少し調べてみようかな
2005-03-12
Inkscape と Scribus の縦書き問題
Inkscape と Scribus の縦書きに関するあれこれ. 結論, Inkscape は中途半端に実装, Scribus は未実装.
Inkscape は Sodipodi 0.25 で縦書きを実装している
* Vertical writing mode is supported, although font metrics are emulated.
エミュレートしているだけなので実は中途半端. 英数字が立っています. (
glyph-orientation-vertical: 0 に設定されている状態です). ラテン文字は倒すというのが初期値なのですが. 句読点も横書きのもの. 以下は Inkscape で縦書き SVG を PNG にエクスポートしたもの
この SVG を Scribus で読み込むと縦書きが無視される. そもそも縦書き機能がないのだから当然といえば当然なのだが. 同じ SVG でも相互運用性が無いという悲しい実態, 早急に統合する必要があるでしょう
.
OpenOffice.org の実装が現時点で最も優れているようです. OpenOffice.org 1.9.83 でのスクリーンショットを以下に挙げておきます.
<
p> Scribus の BTS にバグを立てました. #1778。 お、一応反応はあった。要約やカテゴリを直されただけなのですが
<
p>
2005-03-06
Scribus 1.3
オープンソースの DTP ソフト Scribus に開発版である 1.3.x がでました。スクリーンショットは以下のような感じ。
1.3.x のロードマップもでています(最近、MediaWiki を使っている OSS が目立つ)。OASIS(Open Office Format ?) や KOffice、Photoshop (PSD)、XHTML+CSS などのインポート。SVG レイヤー、LateX、MathMLのサポートなど相互運用性が高まりそうです。さらに Python スクリプトから Qt を呼び出す(現在は Tk) というのも検討中であるそうです。相互運用性でいえば Inkscape とショートカットキーの互換性をはかり、インポート/エクスポートを考えているとのこと。CMYK とか印刷関連の 強化。OpenClipArt との統合という才能無し人間(つまり私)にはウハウハな機能も。
でも私は大変大きな事を見落としていました。それは縦書きのサポート。コンピュータを使っていると縦書きは滅多に使わないのですが印刷物では使われることが多い(PDF はもちろん対応していますよね)。KreetingKardという年賀状作成ソフトは縦書きに対応してなので移植してもらうとか、OpenOffice.org から移植する ? さらに禁則処理という問題も。ここら辺は日本人の開発者が積極的に参加しないとね。
誰かが音頭をとって日本語化、日本語処理、日本語ドキュメントをやらないと英語だ -> 縦書きも禁則処理も出来ない -> 使えね -> 放置 という流れが出来かねない(既に出来ている?)。
最後に、私は DTP に詳しいわけでもそれで生きているわけでもないですし C/C++ プログラミングなんて全然分かりませんのでそこらへん宜しく。
2005-02-14
Gimp,Inkscape,Scribus の統合を考察してみる
Scribus について更新
Gimp、Inkscape、Scribus を統合しようという壮大な構想が japan.linux.com に載りました。ここでは、たちはだかる障壁とどのように解決すべきかということを考えてみます(嘘)。なお、以下では Gimp は 2.2.3、Inkscape は 0.41、Scribus は 1.2.1 です。
ファイルフォーマット
まずはネイティヴのファイルフォーマットを見てみると、Gimp は *.xcf。Inkscape は独自の名前空間を使って情報を追加している SVG (*.svg)。Scribus は *.sla というXML フォーマット。
Gimp は多くのプラグインが有り、多くのファイルフォーマットに対応している。 JNG(*.jng) とか MNG(*.mng) とかもサポートしている。PDF も読み込める(ラスターとして)。
Inkscape は Adobe Illustrator ファイル(*.ai)も読める。また、Dia (*.dia) や Gimp のグラデーションファイル(*.ggr)も読み込める(ただし、すべて未確認)。さらに、多くのラスターに対応している。また、3D CG の
Pov-Ray
のスプライン(*.pov)としても出力できる
Scribus は直接インポート出来るのは SVG(*.svg)、OpenOffice.org Draw(*.sxd)、EPS(*.eps)/PS(*.ps) と限られている。ただし、ドキュメントの中には多くの種類のラスターイメージを入れられる。PDF(*.pdf) もラスターとして読むようだ。
おそらくどれでも読み書きできるのは EPS だろう。って近代的なグラフィックアプリがそんなのでいいのか?(馬鹿にしているわけでは有りませんが)
全て SVG の読み込みに対応しているのですが Scribus は Inkscape のエンジンを使って SVG を読み込める。しかし、Gimp は SVG の読み込みに librsvg を使っている。SVG は実装系に依存する部分が少なからず有るので SVG の実装は Inkscape のレンダラに統一すべき。
PDF を最終出力としてとらえるか、ベクターグラフィックとしてとらえるかのが処理が別れるだろう。個人的には最終出力で構わないのだが、どうなのでしょうか。
Scribus のみならず、OASIS Open Office XML Format に対応することで次期 KOffice のファイルも開けるようになるかもしれない。Scribus は次期 1.4 で有効になるようだ
3D CG との連携は Pov-Ray (*.pov)でしょうか。Blender(*.blend) という手も有るかもしれない。X3D(*.x3d) に対応しても面白いと思う。
ラスターイメージをサポートするプラグイン ? ライブラリは共通で有るべき。もう既にそうかも。
Inkscape は Cairo キャンバスに移行するらしい、
Feb 4, 2005 - OSNews is running an article about Cairo being integrated into Gtk+. This is a good move for Inkscape, as we plan to switch to the Cairo renderer one day, and this reduces the dependency packaging issues.
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GTK+ も Cairo をサポートしました。よって、キャンバスは Cairo で行きましょう(なんか最近、Cairo のこと全然詳しくないのに Cairo ネタばかりなのはなぜ >自分)。Cairo を使うことによって、フィルター処理とかも統一できると素晴らしい。 姿を見せた最新GIMP 2.0で取り上げられている GEGL ってのはどういうレイヤー ?
インターフェース
Gimp は CSDI 。ツールキットは GTK2。多くの場面でプレビューを見せてくれる。
Inkscape は SDI。ツールキットは GTK2。C++ で実装している
Scribus は MDI。ツールキットは Qt。KDE のテーマを使ってウィジットを描画しているものの直接 KDE を使っているわけではない。
CSDI やら SDI やら MDI は GNOME HIG 1.0 日本語訳 の ドキュメントとウィンドウの関係 が参考になると思います
記事の著者は GNOME で行こう! と行っているが、Scribus は aKademy で 1.2 をリリースする等 KDE とのつながりも強いとおもわれる。そう簡単に GNOME、GNOME というだろうか。また、Gimp は GTK アプリのなかでも独自であるといえる。Inkscape よりグラフィックス製作者寄りともいえる。GTK で固めていくにしても GTK そのままというよりも Gimp の「どんなときにもプレビュー」(適当)という方向で行くべきだろう。私は KDE/Qt でも GNOME/GTK でもどちらでもいいです。日本語がまともに処理できれば。
ヘルプも独自。Gimp は GTK-Doc なのか ? Web ブラウザで開いているが。Inkscape は何とSVG (天晴れだねー)。Scribus はオンラインでしか利用できない。ただ、KDE の標準ヘルプビューワを使う予定ではなさそうだ。マニュアル、ヘルプはとても大切なので統一されたドキュメント整備が必要。インターフェースはブラウザでもいいと思うけどね、私は。
さらに、設定画面やメニューもバラバラ。用語の統一が必要。
フォントも Scribus では PostScript として埋め込めるものだけを表示しているのか、表示されるフォントの数が少ない。GTK のフォントチューザが必ずしもよいとは思えないので、ここら辺は考えどころ。如何にして、大量のフォントを見やすくユーザに提供するかということだろう。また、Scribus は Small-caps が使えるのだが他のふたつは未対応。
単位は Inkscape が弱い。pixell が使えなかったり無名数が pixell だったり。単位周りは Gimp が優れているので他のふたつが Gimp のライブラリを使うのがよいと思われる
Inkscape はメタデータやライセンスを指定できるが、他のふたつはどうであろうか。SVG のメタデータと Exif の互換性は殆どないだろう。desc/コメントの相互運用ぐらいか。Open Clip Art からクリップアートを拾ってこれると面白いと思う。Inkscape, Scribus は Open Clip Art と友好関係に有り Scribus は次期 1.4 で統合する予定
スクリプティング
Gimp は SIOD、Python、Perl 等。Inkscape は Python、Perl 。Scribus は JavaScript、Python
Python が大人気だ。しかし、API はバラバラ。Gimp の Script-Fu に集約されていくのか ? エディタやデバッガ一式が有ると良いだろう。
ドキュメントの整備が必要
JavaScript を前面にだそう(謎)。
Scribus は PDF の JavaScript に対応している
まとめ
統合できたら神(謎)。
これ置土産にして修学旅行行ってきます(さらに謎)。
Color Management System のほうのCMS. NewsForge より Looking good: Basic color management for X
CMS について説明がありますが、英語+知識の無さで誤解している可能性大。Scribus は Little CMS で管理できるのに Gimp は色管理のシステムが何一つ無い。というわけで Cinepaint を代りに使うのがよいとか。
SVGでは色の管理はICCプロファイルで管理することになっており Inkscape では色の管理は CSS を使って行おうねということになっている. ただし CSS の基盤が出来てからということらしい. まだまだ先の話である。こんな状態で統合が出来るのか心配
こういう話って何処に投げれば良いのでしょう?